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大使講演会


モンゴル大使(レンツェンドー・ジグジッド臨時代理大使)による講演会

2006年7月4日に開催した第2回大使講演会に対する感想

SELDAA 成瀬 洋子さん(S48年卒)記

会員の皆様、こんにちは。先頃行われた大使講演会について簡単にお伝えします。
ジグジッド氏は信州大学で繊維学を学ばれた方で、日本語に堪能で、折り目正しく大変静かにお話しされました。

恥ずかしいことですが、モンゴルについての予備知識はないに等しく、思い浮かぶものといえば、草原とチンギス・ハンと 朝青龍という状態でした。そんな私ですから大使のお話は一つ一つが何でも興味深く、ホーッと感心しているうちに1時間半が 瞬く間に過ぎてしまいました。

国技は相撲、競馬、弓の3つで、モンゴル相撲は土俵も制限時間もないのだそうです。
競馬は30qも走るというから驚きます。なんと頑強なこと。馬に対する価値観も違うのですね。

国民の4割が遊牧民です。識字率は97.8%と高く、特にIT関連の教育に力を入れています。90年以降 日本の開発援助も進み、携帯電話が普及していて子供たちも持っているとのこと。草原の国モンゴルだからこその携帯。 他国と異なる発展をした電話事情にも改めて納得した次第です。

「ゴビ砂漠」と日本では地名のようになっているゴビですが、実は草原と砂漠の中間にあたる地を指す言葉だと いうことも初めて知りました。モンゴルもここ60年で気温が1.6℃上昇し、砂漠化が進んでいます。環境対策と してGreen Wall National Programというプロジェクトが立ち上げられ、 様々な対策が実行されています。

パワーポイントを駆使しての講演内容は、政治・経済・文化・自然と多岐にわたり、ここですべてをお伝え できないのが残念です。講演を聴いてからは不思議なもので「モンゴル」という文字がよく目に飛び込んでくるよう になりました。

これこそが講演会のよさなのだと実感しています。所得格差や牧畜の近代化など、たくさんの難しい問題を抱えながらも 現在成長著しい頼もしいアジアの仲間、モンゴル。講演会を機にこれからも注目していこうと思います。

小さな感想をもう一つ。今年は建国800周年にあたり、受付では旅行会社のリーフレットを配布しました。 でも大使は講演の中では「どうぞモンゴルへ」といった宣伝はいっさいなさいませんでした。観光開発も国の課題のはずですが、 講演会に臨む大使の姿勢が現れているようで、きりっと背筋を伸ばしたお姿と重なり、爽やかな印象を残しました。

懇親会では直接大使とお話しをすることができます。どうぞ皆様も大使講演会に是非お出かけください。次回は 10月24日アルゼンチン大使です。

成瀬 洋子さん(昭和48年卒)

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